Ys思考

webマーケティングや中小企業の戦略を中心とした記事を書いていきます。

リターゲティング広告のCVRを260%改善したLP施策

f:id:joz:20160524233206j:plain

今日はそのリターゲティング広告をのCVRを260%改善したLPの施策を案内します。導入ストーリーも思いつかないので、早速本題に入ります。

 リターゲティング広告でCVするユーザー行動

通常の露出を見てCVしないユーザーのマインドとは

通常の露出を見てCVしなかったユーザーはなぜCVしなかったのでしょうか

  • 自分が期待した商品ではなかったから
  • 価格が高いと思ったから
  • お買い物自体を中断したから
  • いいと思ったが今はいらないと判断したから
  • ただ見ているだけだから

などなど様々な理由が考えられます。サイト離脱後の行動は、人によっては更に検索して探したり、楽天市場やamazonに移動して探す人がいたり、そもそも何も買わずにお買い物を終えてしまう人もいたり。

リターゲティング広告クリックするユーザーとは

では、リターゲティング広告をクリックするユーザーの事を考えてみましょう。彼らは、リターゲティング広告をクリックしている時点で、まだ目的の商品を他店でも購入していないということを意味します。言い換えると、お目当ての商品はまだ見つかっていないあなたの商品が気になってもう一度見に来た、という状態です。

ということは、ちょっと無理やりかも知れませんが

  1. 商品の値段が高いと思っていない。
  2. 他社の商品よりも記憶に残っている。気になっている。

上記の様なマインドでサイトにもう一度訪れてくれている可能性が高いと考えられます(そもそも記憶に残っていないという人もある一定いるとは思いますが)。例えば、シャンプーの広告なら「まだシャンプーを買えていない」。中古車買取なら「まだ査定を出せていない」。英会話スクールなら「まだどこにも申し込みができていない」。そんな状態おユーザーです。

そして、彼らはあなたのLPを見ながら「ん〜〜どうしよ〜」と悩んでいるわけです。この「ん〜どうしよ〜」を埋めてあげれば、自然と「よし、買おう!」となるわけですね。

迷っている人への購買の後押しになるのは

これに関しては完全に自分の事例で恐縮ですが。。私がネットで、特定商品ではなく何かを探すときに(ほとんどがamazonになるのですが)、「ん〜どうしよう〜」と迷った時の「よし、これにしよう」とかう決め手は、いつも必ずレビューになります

そこで考えたのが、リターゲティングのユーザーに関しては、特にレビューを読んでもらおうと。しかもできるだけ様々な視点でのレビューを掲載することで、ユーザーの細かいニーズに答えられることを意識します。

リターゲティングユーザーにレビューを読ませる方法

それが、導入直下です。

f:id:joz:20160524213320j:plain

左が一般的なLP構成で、右側がリタゲユーザーに表示させるLP構成です。
ここでのポイントは

  • 導入直下にレビューを設置
  • レビュー部分読み飛ばされないよう、できるだけ視覚に訴えられるデザイン
  • できるだけ様々な視点からのレビューを用意

を意識すればいいと思います。私の実施したケースでは、タイトルにあるようにCVRが同じ条件下で260%向上しました。ぜひ活用してみてください。